鬼滅の刃178話では黒死牟の回想ストーリーとなっています。
冒頭から「頼むから死んでくれ」と衝撃的な始まり方。
おそらく黒死牟の回想は178話で完結だと思います。
黒死牟は縁壱と再会したのか?
ネタバレや感想を含めて【鬼滅の刃】の178話について解説していきます。
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鬼滅の刃【178話】のネタバレ!黒死牟と縁壱
鬼滅の刃【178話】の冒頭では
「頼むから死んでくれ。
お前のような者は生まれてさえ来ないでくれ。
お前が存在するとこの世の理が狂うのだ。」
という言葉から始まります。
この言葉はおそらく、黒死牟から縁壱さんへの言葉なのでしょう。
ストーリーは母が亡くなり縁壱さんが出家するところから始まります。
父は縁壱さんを探しますが、どこにもおらず10年の月日が経ちます。
10年後では黒死牟が家の長となりますが、外出先で鬼に襲われてしまいます。
もう死んでしまうのか?と思った時に、10年間行方不明だった縁壱さんが助けにくるんです!
縁壱は剣術がずば抜けて優れており、黒死牟は縁壱に対しての憎悪がよみがえり、自ら家族を捨てて鬼狩りになるための修行を始めます。
縁壱は「日の呼吸」をもとに、様々な呼吸を作り出しますが、黒死牟は「日の呼吸」を習得することが出来ず、代わりに「月の呼吸」を習得していました。
そして、鬼狩りの中には次々と痣が出来る物が続出。
黒死牟にも鍛錬を重ねるうちに縁壱にそっくりの痣ができました。
しかし、痣が出来る者にはある欠点が生まれ始めました。
「痣が出来た者は早死する」
ということです。
元々、鬼狩りに出る痣は能力を高める為に寿命を削るというものでした。
だから、痣ができるものは25歳以上まで生きることが出来ませんでした。
黒死牟は自分が25歳以上まで生き延びれないと知っている最中、鬼舞辻無惨と出会います。
鬼舞辻無惨は黒死牟に対して
「寿命のない鬼になって技を好きなだけ極めれば良いのではないか?」と黒死牟を鬼に変えるように仕向けます。
黒死牟は鬼舞辻無惨の誘惑に負けてしまい、鬼舞辻無惨の血によって鬼になってしまいます。
黒死牟は鬼になって以降も剣術を極めましたが、縁壱に勝つことはできませんでした。
しかも、縁壱は80歳を超えていながら鬼狩りをやめなかったんです。
痣があるのにも関わらず、80歳になっても生きている縁壱を黒死牟は恨みました。
そして、寿命により亡くなった縁壱を黒死牟は狂気に満ち溢れ縁壱を切り刻んでいくのです。
しかし、黒死牟はある物の存在に気づきます。
幼い頃に黒死牟が縁壱に渡した手作りの笛です。
自分より多才で剣術にも優れていた縁壱。
誰よりも憎んでいた相手は、自分の事を誰よりも愛してくれていたのです。
縁壱が残した笛をみた黒死牟は
「もうやめろ。私はお前が嫌いだ」といいながらも複雑な感情に押しつぶされ涙が溢れてきます。
そして、黒死牟は「自分は何の為に生まれてきたのか?」と問いかけ、消えてしまいました。
黒死牟が消えた後に残っていたのは、縁壱が持っていた笛でした。
以上が、鬼滅の刃【178話】のネタバレあらすじです。
今週の「鬼滅の刃」感想、何も残せず終わる黒死牟おじさん哀れすぎる・・・【178話】 https://t.co/VQJ1rTK77I pic.twitter.com/8AG8w4F6u2
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鬼滅の刃【178話】の感想
ずっと嫌いで憎かった弟が、ずっと大切に思っていたのは兄。
感想としては
なんて悲しい真実なのでしょうか。
そして、黒死牟を鬼に変えてしまった鬼舞辻無惨。
どこまで残酷な人物なんでしょう。
鬼滅の刃178話を見るだけでも、鬼舞辻無惨という男が、どれだけいやらしく残酷な人物像が目に見えてわかりますね。
鬼舞辻無惨の条件をあっさり飲み込んでしまう黒死牟にも残念な気持ちなんですけどね。
だって、元々は鬼狩りですよ?
なのに、鬼になることを受け入れるなんて信じられないです。
きっと、よほど縁壱さんが憎く、縁壱さんを超える強さが欲しかったのでしょう。
寿命を迎えた縁壱さんに対して
「何故だ?何故いつもお前は私に惨めな思いをさせるのだ?」というシーンでは、黒死牟の縁壱さんに対する憎しみが最大に表現されていますね。
しかし最後には憎いはずの縁壱さんの事だけを思い、黒死牟は消えてしまうんですね。
長い年月を生き、たくさんの人間を殺してしまった黒死牟。
鬼だからこそ、人間だった頃の記憶もなくなり、家族の顔も記憶も思い出せないのにも関わらず、最後まで記憶に残っていたのは弟の姿。
全てを捨てて鬼になった黒死牟は、最後に縁壱さんと再会することは出来たのでしょうか?
また、縁壱さんが黒死牟に伝えたかったことは何なのか?
気になるところです。
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鬼滅の刃【178話】のネタバレと感想まとめ
いかがでしたでしょうか?
鬼滅の刃【178話】のネタバレや個人的な感想を紹介させていただきました。
黒死牟が消えた後に残っていた笛。
かなりジーンときました。
縁壱さんが残した笛を黒死牟はずっと持ち続けていたんでしょうね。
本来なら、深い絆で結ばれる兄弟のはずなのに、ちょっとしたすれ違いで「憎しみが愛情に勝ってしまうのは悲しいことだ」というのが個人的な感想です。
この記事を読んで、鬼滅の刃178話だけでなく【鬼滅の刃】という最高の作品が多くの人の目にとまっていただけたら嬉しいです。